歯科ブログ

虫歯とフッ素について

こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷

フッ素は、自然界にも存在するもので、歯や骨の健康に重要な役割を果たしています。
フッ素の性質
土壌に最も多く含まれ、海水や飲み水、植物や動物にも微量に含まれています。
また、緑茶やウーロン茶・海産物・肉・野菜・果物など、さまざまな飲食物にも含まれているのです。
工業製品の一部としても使用されています。

フッ素の効果

■ 歯の表面を酸に溶けにくい性質にすることで、歯を強くする
■ むし歯菌が酸をつくり歯を溶かそうとする働きを弱める
■ 歯から溶け出したカルシウムやリンを再沈着(再石灰化)させることで、むし歯を予防する

フッ素の活用

■ 歯の発育期にフッ化物を利用してむし歯を予防する
■ 生え始めの歯の表面にフッ素を塗布する
■ フッ素入り歯みがき剤を使用する
■ フッ化物洗口剤を使用する
■ 歯科医院で高濃度のフッ化物を塗布する

フッ素の注意点

■ 一度に大量に体内に取り込まれると、中毒を起こす可能性がある
■ 急性中毒としては下痢や嘔吐などがあり、慢性中毒としては歯のフッ素症というものがある
■ フッ素を取り入れているからといって虫歯にならないわけではありません

フッ素を効果的に用いて、虫歯予防に役立てられると良いですね!

歯科衛生士
院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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