管理栄養士

脳の発達と栄養について

みなさんこんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!

少しずつ暖かくなり春らしさを感じられるようになりましたね!!
今回は「脳の発達と栄養について」お話しさせていただきます。

脳を育むためには、栄養がきちんと脳に行き届いていることが大切です。
脳は水分を除くと60%は脂質でできていて、細胞膜も脂質でできています。
そのため、脂質が十分にないと上手く脳が育つことができません💦

脂質は主に油脂から摂ります。
食用油には「よい油」と「悪い油」があります!!

積極的に取りたいのは、よい油のDHAやEPA、α-リノレン酸です。

多く含まれている食材

DHAとEPA・・・・・マグロ、かつお、ぶり、さば、いわし、さんま、あじ、などの青魚、鮭、うなぎなど。
α-リノレン酸・・・・・えごま油、アマニ油、豆類など。

このよい油は必須脂肪酸ともいわれているのですが、残念ながら人間の体内で作り出すことができません・・・なので、毎日の食べ物から摂ることが大切です!!

しかし魚があまり好きではないお子様も多くいると思います。
骨が多くて食べにくい・・・煮物などの料理を子どもがあまり好まない・・・
など理由はいろいろあるかと思います。

そこでおススメなのが、切り身の魚です!
調理するのが簡単で、骨を取り除いてあげやすいし、照り焼きなどにしてご飯と一緒にたくさん食べてくれるかもしれません♪
その他には、ちりめんじゃこやツナ缶・さば缶にもDHAが含まれています!

「魚を毎日食べる」と思うと、ハードルが高いようにも聞こえるかもしれません。
サラダにツナ缶をプラスする、さば缶をスープに入れる、ちりめんじゃこをおにぎりに混ぜるなど、手軽にできることもたくさんあるのでぜひ試してみてください♪

次に、鉄分をしっかり摂ることも大切です。
神経伝達物質(情報を伝える役割)は、鉄を使って作られます!
鉄が不足してしまうと神経伝達物質が不足し、情報のやり取りがうまくできなくなります💦

鉄は、「ヘム鉄」「非ヘム鉄」があります。
ヘム鉄・・・赤みのお肉、魚、レバーなど
非ヘム鉄・・・ほうれん草、ひじき、納豆、豆腐、プルーンなど

非ヘム鉄は吸収率が低いのですが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に撮ると吸収率が
上がります!

その他の食材としては、たんぱく質やビタミンB群なども摂っていきましょう。

脳に良くない食品

・ジャンクフード
・化学調味料(インスタント食品に含まれている)
・質の悪い油(サラダ油、マーガリン)
・菓子パン など

脳に良い食品

・発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬け、キムチ、塩こうじ、ヨーグルトなど)
・手作りだし
・質の良い油(マーガリンではなくバター) など

管理栄養士:饒平名

【資格・検定】
幼児食インスタントラクター
上級幼児食インストラクター

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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