管理栄養士

和食について

みなさんこんにちは!

新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!

少し暑さを感じる頃になりましたね!
今回は「和食」についてお話しさせていただきます。

日本人がよく食べている“和食”は、体に良い油と幅広い栄養素がとれる、一石二鳥の食事です!

みなさんは「ごはん」「パン」「麺」のなかで、どれを主食にすると体に良い油を摂れると思いますか??

正解はごはんです!

ごはんが主菜の一汁三菜の和食では、魚のDHAや大豆のレシチンなど脳にとって良い脂質が多く摂れ、野菜・海藻・きのこ・芋などの栄養素も幅広く摂ることができます。

脂質については以前お話しさせていただきました!


積極的に取りたいのは、よい油のDHAやEPA、α-リノレン酸です。

多く含まれている食材

DHAとEPA・・・・・マグロ、かつお、ぶり、さば、いわし、さんま、あじ、などの青魚、鮭、うなぎなど。

α-リノレン酸・・・・・えごま油、アマニ油、豆類など。

このよい油は必須脂肪酸ともいわれているのですが、残念ながら人間の体内で作り出すことができません・・・なので、毎日の食べ物から摂ることが大切です!!

納豆・みそなどの発酵食品が多いので、前回の内容でお話しした腸内環境も自然に整えることができます

パンを主食にすると・・・・

必然的に合わせるのがマーガリンやマヨネーズなどになるので、太りやすい脂質を選ぶことになります。
小麦(パンやうどん、パスタなど)が主食だと炭水化物に偏りやすくなってしまい、和食のようにいろいろな栄養素を摂ることが難しくなってしまいます。

和食に使われる食材の頭文字をとって「まごわやさしい」
という言葉があるのをご存じでしょうか??

ま:豆類
ご:ごま
わ:わかめなどの海藻類
や:野菜
さ:魚
し:しいたけなどのきのこ類
い:芋類

この食材はエネルギー源となる炭水化物、体をつくるたんぱく質、体の調子を整えるビタミン・ミネラルが豊富な食材です!
生活習慣病の予防など、健康づくりに役立つ食材達です!

味覚には報酬回路という、「脳内のホルモンが分泌されて快楽を得る回路」があります。

その回路には、
①砂糖
②油脂
③うまみ(かつおだし)
の3つがあります。

それを食べ続けると脳が「もっとほしい!!」と感じるため、依存性が出てきます。

砂糖と油脂は体を動かすための大切なエネルギー源ですが、報酬回路を刺激しすぎて止められなくなると、肥満や生活習慣の原因になってしまいます💦

和食は、うまみ(かつおだし)がよく使われ、だしには必須アミノ酸が豊富に含まれうまみも栄養もたっぷりで、そのうえ太りにくいです。

日本人が長寿なのは、だしベースの和食を食べてきたからです!
なので、子どものうちに「だしがおいしい」という舌の報酬回路をつくってあげることが大切です!!

管理栄養士:饒平名

【資格・検定】
幼児食インスタントラクター
上級幼児食インストラクター

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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