歯科ブログ

🦷【小児歯科ブログ】外遊び×歯の事故!夏に増える“お口のけが”に注意!

こんにちは、新江古田こばやし歯科クリニックです!

夏といえば、元気に外で遊ぶお子さまの姿が目に浮かびますよね。
でも実はこの時期、**転倒や衝突などによる「歯や口のけが」**がとても増える季節なんです。

今回は、夏によくあるお口のケガと、その正しい対処法・受診の目安についてお話しします。

■ よくある“お口のけが”って?

以下のようなケース、夏になると当院にもご相談が増えます。
• 公園で走っていて転倒し、前歯をぶつけた
• 自転車やキックボードで転んで、唇や歯ぐきを切った
• プールの縁や滑り台で歯が欠けた・グラグラしている
• ボール遊び中に顔に強くぶつかった

特に前歯のケガは乳歯でも永久歯でも影響が大きく、早めの対応がとても重要です。

■ こんなとき、どうする? 応急処置のポイント

🩹 歯が抜けた(完全脱落)場合

👉 乳歯の場合: 無理に戻さず、清潔なガーゼなどで止血し、歯科へ。
👉 永久歯の場合: 牛乳かお口の中に入れて乾かさないようにして、すぐに歯科医院へ!
※30分以内が“復活のカギ”です!

🦷 歯が欠けた・グラグラしている

👉 欠けた歯のかけらがあれば、乾燥させずに保管して持参を。
👉 衝撃が軽くても、レントゲンで内部の確認が必要なことも。

💋 唇・舌・歯ぐきを切った

👉 出血がある場合は、清潔なガーゼでしっかり圧迫。
👉 出血が止まらない、深い傷、腫れが強い場合は早めに受診を。

■ ケガを防ぐためにできること

• ヘルメットやマウスガードの着用(自転車・スポーツ)
• 公園や遊具では靴や服装に注意(滑りやすいサンダルに注意!)
• 前歯をぶつけた経験があるお子さまは、要観察期間を長く

■ 最後に…

小さなお子さまの外遊びには、思わぬケガがつきもの。
でも、正しい知識と早めの対応で、大切な歯を守ることができます。

「これは歯医者に行った方がいいの?」
と迷ったら、お電話でもかまいませんので、ぜひご相談ください。

夏を安全に、元気いっぱい楽しむためにも、歯やお口の健康にも気を配ってあげましょうね😊

小児歯科について

当院には、子どものいる女性の小児歯科専門の歯科医師がいます。実生活の子どもの歯磨き相談、食生活などのアドバイスを行っていますので、ぜひお気軽にお聞きください!

歯科衛生士
院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

関連記事

最近の記事

  1. 矯正中に楽器演奏やスポーツを行っても大丈夫?

  2. なんでお口の中の写真撮るの?

  3. 10月の診療スケジュール

  4. お口ポカンは怖い!?

  5. 酸蝕症とは