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【虫歯の初期症状】放っておくとどうなる?早期発見のポイントとは!

こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷

今日は「虫歯の初期症状」についてお話しします。
虫歯といえば、「痛い!」「黒い穴があいてる!」というイメージを持つ方が多いかもしれません。でも実は、初期の虫歯はほとんど痛みがないため、自分では気づきにくいんです。

■ 初期の虫歯ってどんな状態?

虫歯は、進行の段階によって症状が変わっていきます。
初期の虫歯(C0~C1と呼ばれる段階)では、以下のような変化が見られることがあります。
• 歯の表面に白く濁った部分がある(白濁)
• 冷たいものがしみることがある(しみるのは虫歯とは限らないので注意)
• 表面がザラザラして感じる
• 食べ物が同じ場所に詰まりやすくなった
• 甘いものを食べると違和感を感じる

この段階では痛みがないため、「ちょっと変かな?」と思ってもそのままにしてしまう方が多いんです。

■ 初期虫歯を放っておくと…?

初期虫歯を放置すると、エナメル質の下の象牙質にまで虫歯が進行し、次のような症状が現れます。
• 冷たいもの・甘いものに強くしみる
• 黒い穴が見える
• 食べ物がつまる
• 強い痛みが出ることも

ここまで来ると、削って治療する必要が出てきます。
場合によっては神経を取る治療や、かぶせ物が必要になることもあります。

■ 早期発見・早期治療がカギ!

初期の段階で虫歯を見つけることができれば、「削らずに」経過観察やフッ素での再石灰化を期待できることもあります。

そのためには、

• 定期的な歯科検診(3~6ヶ月に1回)
• 毎日のセルフケア(正しいブラッシング)
• 気になる症状があればすぐに相談

がとても大切です。

おわりに

虫歯は「痛くなってから」では遅い病気です。
小さな違和感でも、気づいたときに歯医者さんでチェックを受けることで、大きな治療を避けることができます。

「ちょっとしみるかも…」
そんなサインを見逃さないようにしましょう!

当院では定期検診や予防ケアも行っていますので、お気軽にご相談くださいね。

歯科衛生士
院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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