みなさんこんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!
今回は「唾液を促進させる食べ物」についてお話しさせていただきます。
唾液は口の中を潤し、消化を助け細菌の繁殖を抑える重要な役割を果たしています。
しかし、ストレスや加齢、食生活の乱れなどで唾液の分泌が減少すると、口臭や虫歯・口の渇きといった問題が起こりやすくなります。
そこで、唾液の分泌を促進する食べ物を意識的に摂ることが大切です!
①酸味のある食べ物
酸味は唾液の分泌を刺激する強力な要素です。
特に次のような食材がおすすめです。
★レモン、梅干し、酢などを食べると唾液腺が刺激され反射的に唾液が分泌されます。
★グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類はクエン酸を含み、爽やかな酸味が唾液の分泌を促します。
※ただし、過剰に摂取すると歯のエナメル質を傷つける可能性があるため、摂りすぎには注意し、ダラダラ食べをしないように気を付けましょう!
②噛み応えのある食べ物
しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、自然と分泌量が増えます。噛む回数を増やせる食材を意識するとよいでしょう!
★玄米、雑穀米
白米よりも硬めで噛む回数が増え、唾液の分泌を促進します。
★ナッツ類(アーモンド、クルミ、カシューナッツ)
硬めの食感が特徴で、よく噛むことで唾液の分泌が活発になります。
★根菜類(ぼごう、にんじん、レンコン)
歯ごたえのある食材で、噛む回数を増やすのに最適です!
※また、よく噛むことは消化を助けるだけでなく、満福中枢を刺激し食べ過ぎ防止を防ぐ効果もあります。
③水分を多く含む食べ物
唾液の分泌が少ないと、口の中が乾燥しやすくなります。水分が豊富な食材を摂ることで、口の中の潤いを保つことができます。
★きゅうり、トマト、スイカ
水分が豊富で口の渇きを防ぎます。
★豆腐、みそ汁、スープ類
食事に取り入れることで、自然と水分補給ができます。
※口の感想を防ぐためには、普段からこまめに水を飲むことも大切です。
④辛味のある食べ物
適度な刺激が唾液腺を活性化させることがあります。
特に以下のような食材が有効です!
★わさび、からし、しょうが
ピリッとした刺激が唾液の分泌を促します。
★唐辛子、キムチ
辛み成分が唾液腺を刺激し、分泌を促進します。
※ただし、刺激の強い食べ物は意に負担をかけることがあるため、適量を心がけましょう。
⑤ガムや噛み応えのある食材
唾液を出すには単純に「噛む」という行為がとても重要です。特に無糖のガムは、咀嚼回数を増やし、唾液の分泌を高めるのに適しています。
★キシリトールガム
虫歯予防にもなるため、日常的に噛むのがおすすめです。
★スルメ、干し芋
長時間噛むことで、唾液の分泌を自足的に促します。
⑥唾液を促す食習慣も大切
食べ物と合わせて生活習慣を見直すことも唾液の分泌とを増やすために有効です!
★よく噛んで食べる
一口30回を目安にゆっくり咀嚼する習慣とつける。
★口を動かす運動をする
舌を回したり、頬のマッサージをすることで唾液腺が刺激される
★水分をしっかり摂る
脱水症状を防ぎ、口の感想を防ぐ。
★ストレスを溜めない
リラックスすることで副交感神経が働き、唾液の分泌が促進される。
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など