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子供と大人の歯の本数と先天性欠如

こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷

今日は「子供と大人の歯の本数」について、また先天性欠如と呼ばれる生まれつき歯が足りないケースについてお話します。

✴︎子供の歯(乳歯)の本数✴︎

まず、子供の歯(乳歯)は通常 20本 あります。これは、あごがまだ小さい子供に合わせて作られたサイズと本数です。乳歯は生後6カ月頃から3歳頃までに生えそろい、10歳くらいまでに永久歯へと生え変わります。👦🏻

✴︎大人の歯(永久歯)の本数✴︎

大人の歯、つまり永久歯は 28本から32本 とされています。この違いは「親知らず」の有無によります。
親知らず(第三大臼歯)は必ずしもすべての人に生えるわけではなく、場合によっては生えてこなかったり、歯茎の中で埋もれたままになったりします。👩🏻

親知らずがすべて生えた場合、大人の歯は 32本 になります。親知らずがない場合は 28本 です。

✴︎先天性欠如✴︎

さて、「先天性欠如」とは、生まれつき一部の永久歯が存在しない状態を指します。これは決して珍しいことではなく、日本人のおよそ10人に1人に見られるといわれています!
多く見られるのが以下の歯です。

• 第二小臼歯(前から5番目の歯)
• 側切歯(前歯のすぐ横の歯)
• 親知らず

特に親知らずは先天的に欠如しているケースが多く、実際には「生えない」方が自然と考えられることもあります。

✴︎先天性欠如への対応✴︎

先天性欠如があると、噛み合わせや見た目に影響が出ることもあります。乳歯の段階で発見されることが多く、永久歯に生え変わる頃にどう対応するかを検討します。治療方法としては、矯正治療でスペースを埋めたり、欠如部位にインプラントやブリッジを装着したりすることが一般的です。

✴︎まとめ✴︎

• 子供の歯:20本
• 大人の歯(親知らず含む):28~32本
• 先天性欠如:生まれつき歯が足りないことがある

歯の本数は皆が同じわけではありません。
もし気になる場合は、歯科医院で一度チェックしてもらうのがおすすめです!✨

歯科衛生士
院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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