みなさんこんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!
当院では管理栄養士が2名在籍しており歯科助手・受付業務を行いながら、主にお子様に対して栄養指導を行っております。
栄養指導を始める際、親御さんから「歯医者さんにも管理栄養士っているんですね!」というお声を頂くことが多いです。私自身、当院で働くまでは歯医者さんに管理栄養士がいるという想像がつきませんでした。
いざ働いてみたら、食事と歯はとても密接な関係があるんだ!ということを知りみなさんにも知って頂きたく、まずはお子様に対して栄養指導を行っていくことにしました!
栄養指導の内容としては
・幼児食の基本(味付け、塩分量について)
・おやつについて
・歯を発達させる栄養と食品について
・味覚について
・カルシウムについて
・歯並びと食事について
・ジュースに含まれる砂糖の量について
をメインにお伝えしています。
その他にもよくあるお食事の悩みについてのご相談も対応しております。
例えば、食べるのに時間がかかる・食べるのが早い・むら食い・好き嫌い・よく噛まない
遊び食べ・小食・食べすぎ など。
栄養指導の流れについてお伝えします!
①栄養指導希望の患者様や、虫歯リスクが高いお子様に対してはこちらからご案内し、簡易的なアンケートを記入して頂きます。
②定期健診(3か月ごと)の際に、栄養指導を実施します。
※さらに詳しく栄養指導希望の患者様は、3日間の食事調査アンケートも記入頂いてます!
今回は栄養指導の中でもよくお伝えしている「歯並びと食事」についてお話させていただきます。
顎の骨が大幅に成長するタイミングは3歳~6歳といわれています。
この時期に「食べ物を噛む力」を歯と顎に十分に与え、骨の成長を促すことが大切です!
~よく噛むための食事のポイント~
☆食材は一口サイスではなくあえて大きく切る(かぶりつくイメージ)
☆サンドイッチはパンの耳を切ったものではなく、噛み応えのあるフランスパンがお勧め
☆おにぎりはのりを巻く
☆野菜スティックやフルーツも大きめに切って前歯を使って食べるように
☆カレーやシチューなどは煮込みすぎないように
全部のメニューが噛み応えのある内容だと、噛むのが疲れてしまうので全体のバランスをみてどれか一品は噛み応えのあるメニューにするなどして試してみてください♪
食材の工夫以外にも、食事中の姿勢も大切です。
姿勢が悪いと噛む力も弱くなると言われているので、背筋を伸ばして床または椅子についている足載せ板に、足の裏が付くように意識しましょう!
これからも管理栄養士の知識を活かし、歯科と栄養を掛け合わせた内容をお伝えし少しでも患者様の健康をサポートできるよう頑張っていきます!
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など