みなさんこんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!
暑い日が続いてるので熱中症には気を付けてお過ごしください!
今回は「よく噛むことのメリット」についてお話しさせていただきます。
よく噛んで食べることにはたくさんのメリットがあります!
【メリット】
①噛む刺激で脳が活性化する!
よく噛むことで、脳への血流量が増えて脳が活性化します。
体に必要な栄養素や酸素は血液によって運ばれます。
噛めば噛むほど脳に栄養素や酸素が行き届くようになって、体全体の機能がアップします!
②唾液がたくさん出て、虫歯予防に!
よく噛むことで、唾液がたくさん出ます。
唾液は虫歯菌が作り出す「酸」を中和し、虫歯ができにくくしてくれます!
また、歯についた食べかすを洗い流してくれる効果もあるので、歯を健康に保ってくれます!
③唾液の持つ殺菌力が細菌をガードする!
唾液には殺菌力(細菌を減らして弱くする効果)があるので、食べ物についた細菌から体を守ってくれます!
また、口の中の常在菌を唾液が常に洗い流すのでキレイに保てます!
④よく噛むことで唾液が消化吸収を促進してくれる!
よく噛んで食べることで、食べ物が細かくなり、消化吸収がされやすくなります!
また、唾液がたくさん出るので、スムーズに食べ物を胃に送り込むことができます。
⑤将来的に肥満防止に役立つ!
よく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されるので食べすぎを防ぐことができます!
生活習慣にも繋がる将来的な肥満を防止するために、幼児期からよく噛む習慣をつけましょう!
【よく噛んで食べないことのデメリット】
・口の中が乾いて、歯肉の炎症や虫歯のリスクが高まります・・・
のどの感染症にかかりやすくなることがあります。
・噛まないことで顎の発達に影響がでて、歯並びが悪くなる原因になることがあります。
・咀しゃく筋が発達しないので、発音などのしゃべり方に影響を及ぼすことがあります。
・噛む力が弱いと、足で踏ん張る力も弱くなり、瞬発力が低下することがあります。
噛む力は自然には育ちません!
離乳食のころから発達に応じて「練習」することが大切です。
6歳~12歳頃にかけて乳歯から永久歯に生え変わっていき、新しく奥歯も生えてきます。
そのため、「柔らかすぎる」や「かたすぎて丸飲みしてしまう」ことがないようにお子さん
の歯の状態や食べ方を意識して観察することも大切です!
みなさんは「卑弥呼の歯がいーぜ」という言葉を聞いたことはありますか?
この言葉にはこのような意味があります!
み→味覚の発達
こ→言葉の歯圧音がはっきり
の→脳の発達
は→歯の病気予防
が→がん予防
い→胃腸快調
ぜ→全力投球(体力の向上)
これは日本咀嚼学会が提案する、噛むことの効用を咀嚼回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表したものです!
当時の噛む回数は、1食で約4000回で、現代人の約6倍と言われています。
まずは、「一口約30回」噛むのを目安に意識してみましょう♪
【資格・検定】
幼児食インスタントラクター
上級幼児食インストラクター
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など