管理栄養士

腸内細菌と便秘について

みなさんこんにちは!

新江古田こばやし歯科クリニック管理栄養士のよへなです!
新生活には慣れてきた頃でしょうか?
季節の変わり目ですが、体調を崩さないよう気を付けてお過ごしください!

今回は「腸内細菌と便秘」についてお話していきます。

腸には免疫細胞の6割が集まっていることをご存じでしょうか!?
(体の中で最大の免疫器官なのです!)

腸内環境を整えることは、感染症や病気を防いでくれるメリットがあります。

あとは皆さんもご存じの通り、排便をスムーズにもしてくれます!

「腸内細菌の数は生まれてから3歳までにほぼ決まる」といわれています。

子どもが小さいうちは、除菌抗菌を徹底したくなりますよね。最近の研究では、

さまざまな場所で多くの人や動物、物とふれあい「できるだけ多種多様な菌を増やすほうが腸内環境は良くなる」という考えに変わりつつあります!

腸内環境を整えるためには食事が大切です!

腸内細菌は常に変化していて、3日でほぼ入れかわると言われています。

なので、善玉菌を増やす食生活は毎日続けることが大切です。

その前に、腸内細菌の理想的なバランスについてお伝えします。

「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」が理想的なバランスです!

悪いイメージの悪玉菌ですが、全くいないと善玉菌が働かなくなってしまい、食べ物の吸収や消化が上手くいかなくなってしまいます💦

日和見菌は腸内の状態によって、善玉菌にも悪玉菌にもなる菌です。

腸内環境のバランスが乱れる原因として

食生活の乱れ
運動不足
睡眠不足
ストレス
便秘
細菌感染
加齢

などがあります。

★食事のポイント★

肉類や魚介類・卵・乳製品に含まれる動物性たんぱく質や、脂質の多い食事に偏ると悪玉菌が増える原因になるので、摂りすぎには注意しましょう!

乳酸菌などの発酵食品を1日1つは食べるように意識しましょう。

善玉菌のエサになるのは炭水化物です!主食を抜かないことも大切です。

【便秘について】

スムーズな排便の為には、便の量を増やすことが大切です!

そのために食物繊維を含む食品を意識して摂りましょう。

食物繊維には2種類あり、穀類や野菜類に含まれる不溶性の食物繊維と、果物や海藻類に含まれる水溶性食物繊維があります。(便を軟らかくして量を増やしてくれます)

理想的なバランス 水溶性:不溶性=2:1

★便秘解消・便秘にならないための食べさせ方★

①食事をすると胃腸で反射が起きて排便が促されます。
おやつ・食事は決まった時間に食べさせましょう!

②便の傘を増やすために、納豆・いも類・葉野菜・海藻・プルーンなどを毎日の献立に取り入れましょう。

③腸内環境を整えるために、ヨーグルトやオリゴ糖が有効な場合があります。

④たんぱく質や脂質の摂りすぎは腸内環境を悪くし、便を硬くする原因になります。

 バランスの良い食事を心がけましょう!

管理栄養士:饒平名

【資格・検定】
幼児食インスタントラクター
上級幼児食インストラクター

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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