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酸蝕症

こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷

みなさんは「酸蝕症」という言葉をご存じでしょうか?これは歯のエナメル質が酸によって溶かされることで起こる歯のトラブルです。

酸蝕症の原因

•柑橘類や酢:レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の果物や、お酢は酸性度が高く、長期間摂取し続けることで歯のエナメル質を溶かしてしまうことがあります。

•炭酸飲料やスポーツドリンク:炭酸飲料やスポーツドリンクは酸性度が高く、日常的に飲み続けるとエナメル質が溶けやすくなります。

•胃酸の逆流:逆流性食道炎などで胃酸が口に逆流する場合、強酸性の胃液が歯にダメージを与えることがあります。

酸蝕症の症状

•歯がしみる:エナメル質が薄くなることで、冷たいものや熱いものを口にするとしみる感覚が強まります。

•歯の色が変わる:エナメル質が失われることで、歯が黄ばむことがあります。これは内部の象牙質が透けて見えるためです。

•歯の形が変わる:エナメル質が溶けることで、歯の表面が滑らかになり、歯の形が変わることがあります。

酸蝕症の予防方法

1. 酸性の食べ物・飲み物を摂取した後は、すぐに歯磨きをしない

 酸性の食べ物や飲み物を摂取した直後は、エナメル質が一時的に柔らかくなっているため、すぐに歯磨きをすると逆にダメージを与えることがあります。少し時間を置いてから口をすすぐか、フッ素入りの歯磨き粉で優しく磨くことが大切です。

2. 水や牛乳で中和する

 酸性の飲食物を摂取した後は、水や牛乳を飲むことで酸を中和し、口内のpHバランスを保つことができます。

3. 定期的に歯科検診を受ける

 酸蝕症は早期発見が重要です。自分で気づかないうちに進行していることが多いため、定期的に歯科医院で検診を受け、専門的なアドバイスやケアを受けることが大切です。

歯科衛生士
院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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