こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷
今回は、咬合圧測定器についてお話しします💁♀️
咬合圧測定器とは、歯科診療の現場で使われるツールの一つで、患者さんの噛む力を測定するための機器です。特に、噛み合わせに問題がある場合や、インプラント、入れ歯の適合を確認する際に役立ちます。咬合圧のバランスが崩れると、歯の磨耗や顎関節症、肩こりなど全身のトラブルにもつながるため、精密な噛み合わせ調整はとても重要です。
*咬合圧測定器の種類*
大きく分けて、機械式とデジタル式の2種類があります。
・機械式は、シンプルな構造で、歯科医院でも昔から使われているタイプです。噛み合わせの力を直接、目視や触感で確認します。
・デジタル式は、近年主流となっているもので、センサーを使用して噛む力を数値化し、パソコンなどの端末でデータを解析できます。デジタルデータとして残せるため、患者さんの経過観察にも便利です。
*咬合圧測定器のメリット*
1. 精度が高い:従来の感覚だけで判断していた咬合力を数値化できるため、より正確な診断と治療が可能です。
2. 治療の透明性:患者さんにも噛み合わせの問題を視覚的に説明できるため、治療の必要性を納得してもらいやすくなります。
3. 個別の治療計画:各患者さんの咬合状態に合わせた最適な治療計画を立てやすくなり、結果的に満足度の高い治療が行えます。
例えば、ある患者さんが「片方だけでしか噛んでいない気がする」と来院されたとします。この場合、咬合圧測定器を使用して左右の噛む力を測定することで、問題のある部分が特定できます。必要に応じて調整を行い、最適な噛み合わせが実現できるのです。
咬合圧測定器は、歯科診療において噛み合わせの問題を的確に判断し、適切な治療を行うための強力なツールです。最新の技術を活用することで、患者さんにとっても歯科医師にとっても、より快適で効果的な治療が提供できるようになっています。
咬合圧測定器に一度興味を感じましたら、当院にご相談下さい!
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など