歯科ブログ

Q&A

こんにちは、新江古田こばやし歯科クリニックです☺

ドクターが疑問にお答えしていくQ&Aコーナー

Dr.蒲原です🏥👨‍⚕️🦷

Qインプラント治療を受けたいのですが、どのような流れで行われますか?

A歯の状況によりますので、一度相談にいらしてください。

1.初診

まず、口の中の状態を診査し、虫歯、歯周病の状態をチェックします。必要があればインプラント前に先に虫歯と歯周病の治療をします。歯周病があるとインプラントの予後が悪くなると言われています。

2.検査・診断

CT撮影(3次元に骨を見ることができる精密なレントゲン撮影法)とお口の中の模型を取ります。CT撮影によりインプラント体を埋め込むために必要な骨の量が不足していると診断された場合には、事前に骨移植を行うこともあります。全身状態についても場合によっては検査や医科への対診をします。一年間、健康診断を受けられていない方は、健康診断を受けていただくことをお勧めしております。

3.治療計画の立案

検査を元に最終的なインプラント治療の計画をたてます。

4.インプラント治療の説明

①インプラント治療の方法、治療の進み方、注意事項。術後の注意事項、合併症などに関すること。
②被せ物の種類
③治療費、メインテナンス
などを説明させていただきます。

5.インプラントを入れる処置

1~3本であれば、1時間〜1時間半くらいで終わります。また、骨を作ったりと複雑な手術になるともう少し時間がかかります。

6.インプラントのパーツの取り替え。

処置後、骨とインプラントが固まるまで、3ヶ月〜6ヶ月ほど待ちます。土台のインプラントが骨と固まりましたら、インプラントの部品の取り替えを行います。

7.被せ物の型取り

被せ物を作るために、3Dスキャンかゴムの型取り材で型取りをします。

8.被せ物を装着

被せ物を装着します。その後3ヶ月に1回ほどのメインテナンスを行います。

Q手術後はどのように生活すればよろしいですか?食事はしても大丈夫ですか?
A手術後、数日は安静にしてください。

顎の骨に埋入された直後のインプラントは、非常にデリケートです。捻挫した時に手や足も包帯などで動かないようにしっかりと固定するのと同様に、顎の骨に埋入されたインプラントも強い負担をかけないようにするのが大切です。
手術後、数日間の注意事項が4点あります。
①手術当日は麻酔を使用していますので、麻酔が切れた1-2時間後にお食事をされてください。多少腫れやお痛みがあることがありますので、反対側の歯で噛んでいただくか、なるべく柔らかい食べ物やスープを摂取していただく方が多いです。
②手術後3日間は、血行が良くなることを避けてください。(アルコールの摂取、運動、長風呂、サウナなど)
③なるべくうがいはしないでください。うがいを何度もしてしまうと、かさぶたが取れてしまい治りが悪くなります。
④喫煙されている方はインプラント周囲の治りがが悪くなるので注意が必要です。

ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

歯科医師:蒲原 功郎

【紹介】
東京都出身
趣味:筋トレ 温泉めぐり

【患者様へのメッセージ】
丁寧な説明と出来るだけ歯を削らない治療を提供して参ります。
治療のメリットデメリットをお伝えして、
一人一人に最善の治療を納得した上で選んでいただけるように、
努めて行きたいと思っています。
不安な事、分からない事がありましたらお気軽にご相談ください。

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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