こんにちは、新江古田こばやし歯科クリニックです☺
ドクターが疑問にお答えしていくQ&Aコーナー第3弾!
Q インプラントは手入れが必要だと聞きましたが大変ですか?
A 特別な手入れは必要ありません。ご自身の歯と同じように、しっかり歯磨きすることと歯科医院による定期的なメインテナンスを行うことが必要です。
インプラントは虫歯にはならないですが、ご自身の歯と同じように歯周病にはなります。
インプラントが歯周病にかかると支えている骨が無くなるので、インプラントが取れてしまいます。
骨が大きく無くなっている場合は、今後、インプラントの再治療を受けることが難しい場合もあります。
ご自身の歯と同じように、歯磨きや歯間ブラシ、定期検診を行うことで歯周病を予防することができ、インプラントを長持ちさせることができます。
またご自身の歯も長持ちするので他の歯を失わず、自分の歯で過ごすことができます。
Q歯周病とはどういった病気ですか?
A 歯周病とは、歯を支えている骨が減る病気です。30歳以上の成人の80%は感染していると言われ、虫歯よりも歯を失う人が多い病気です。
歯周病は、不十分な歯磨きで磨き残した細菌(歯垢)が原因で骨がなくなり、そのまま放置し、進行すると歯やインプラントを支えている土台の骨が無くなるので、支えている土台がなくなり歯やインプラントが抜けてしまいます。
一度歯周病になってしまった場合は、歯科医院による歯周病の専門の治療を受けないと治すことはできません。
基本的には、無くなった骨を元の状態に戻すことは難しく、今ある状態をできるだけ長持ちさせるように、ご自宅でできる歯磨きや歯間ブラシに加えて、歯科医院によるメインテナンスを定期的に受けることができれば、歯周病の進行を抑えることができます。
歯周病のセルフチェックをしてみましょう!
1.口臭を指摘された・自分で気になる
2.朝起きたら口の中がネバネバする
3.歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
4.歯肉が赤く腫れてきた、ムズムズする。
5.歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
6.歯肉を押すと血や膿が出る
7.歯と歯の間に物が詰まりやすい
8.歯が浮いたような気がする
9.歯並びが変わった気がする
10.歯が揺れている気がする
【判定】
チェックが1~3個の場合
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに治療を受けましょう。
チェックが4~5個以上の場合
中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。早期に歯周病の治療を受けましょう。
チェックがない場合
歯周病は痛みや自覚症状を伴いにくい病気のため、症状がなくても1年に1回は歯科医院で定期的にチェックしてもらうことをお勧めします。
虫歯も歯周病も早期に治療すれば、歯を残せるかもしれません。
ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など