こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷
本日は、仮封材についてご紹介します。
仮封材とは、治療中の虫歯を除去した穴に、詰め物やかぶせ物を入れるまで、一次的に詰める仮の詰め物のことをいいます。
唾液内には細菌がたくさん存在しています。
虫歯の治療において、当日の治療〜次回の治療までの間、唾液による歯冠漏洩を防ぐことがとても重要です。
当院では主に2つの仮封材を使用しています。
【キャビトン】
水硬性の仮封材です。唾液の水分に反応して固まります。
主に根管治療で歯にあいた穴に詰めて蓋をします。密封度が高く、除去も簡単に行うことができます。
【デュラシール】
こちらも窩洞の一時的な封鎖のために用います。粉と液を混ぜ合わせ、餅状になったものを窩洞の上にのせて蓋を作ります。
神経が生きている状態で使うことが多く、外部からの刺激によって疼痛が生じないようにすることが、主な目的のひとつです。また、歯を覆うように蓋をするため、残った歯質を物理的に保護する役割も担っています。
★注意事項★
仮封材は、つけた直後は特に取れやすい状態です。つけてから30分〜1時間ほどはお食事は控えてください。
また、ガムやキャラメルといった粘着質なものは、仮封が取れてしまう原因になります。つけた部分と反対側で噛むようにしましょう!
仮封はあくまでも正式な被せ物を入れるまでの一時的な蓋です。
もつのは1〜2週間と短めで、次の治療までに取れてしまう場合があります。仮封が取れてしまった場合は、なるべく早く歯医者に相談しましょう。
【紹介】
千葉県出身 3児の父
【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など