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インビザライン治療の具体的な進め方

こんにちは、東京都中野区江原町にある新江古田こばやし歯科クリニックの院長、小林良です。

今日は、多くの方が関心を持つインビザライン治療について、その進め方と注意点を詳しくご紹介致します。

インビザラインとは何か?

インビザラインは、透明なマウスピースを使用した革新的な歯列矯正方法です。

従来の金属製ブラケットを用いた矯正治療に比べ、取り外しができ、目立たない為、日常生活に影響が少ないのが特徴です。

インビザライン治療の流れ

①初診とカウンセリング:患者さんの歯並びや咬み合わせの状態を詳細に診断し、治療計画を立てます。

②マウスピースの製作とフィッティング:3Dスキャン技術を用いて、患者さんの歯型を取り、オーダーメイドのマウスピースを製作します。

③定期的な交換と調整:進行状況に応じて、2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、歯を段階的に動かしていきます。

インビザラインのメリットと注意点

インビザラインのメリットは、見た目が自然で、食事や歯磨きの際に取り外せる点です。

しかし、取り外しができるからこそ患者さんの自己管理能力が必要であること、全ての症例に適用できるわけではないことが注意点となります。

治療の期間と費用

一般的には、治療期間は6ヶ月から2年、費用は数十万円から数百万円と歯科医院により幅広いです。

個人の症状により異なるため、正確な見積もりは歯科医院にお問い合わせください。

よくある質問

下記にインビザラインにおけるよくある質問を記載致します。

インビザライン治療中の痛みはありますか?

インビザライン治療初期には、歯が動き始めるため軽い痛みや違和感を感じることがあります。しかし、従来の矯正装置に比べて痛みは少なく、数日で慣れることが多いです。

食事制限はありますか?

インビザラインは取り外しが可能なので、治療中でも特に食事制限はありません。
ただし、マウスピースを着けている時間は1日20~22時間が推奨されています。

定期的な歯科診療は必要ですか?

はい、治療中は定期的に歯科医院を訪れ、マウスピースの調整や歯の動きをチェックする必要があります。
また、口腔衛生を維持するためにも定期的な歯科診療は重要となります。

インビザラインはどの程度の期間着用する必要がありますか?

一般的には、1日に20~22時間の着用が推奨されています。
夜間を含むほぼ終日の着用が、効果的な治療のために重要となります。

治療後、歯が元に戻ることはありますか?

治療後もリテーナーと呼ばれる保定装置を使用することで、治療結果を維持することができます。
リテーナーの使用方法や期間については、治療終了時に歯科医師が指導致します。

治療中の口腔衛生管理はどのように行えばいいですか?

マウスピースを取り外して食事をした後は、口をすすぎ、可能ならば歯磨きをしてからマウスピースを再装着することが重要です。これにより、虫歯や歯周病を予防できます。

インビザラインの治療には保険は適用されますか?

インビザライン治療は一般的に自由診療となるため、健康保険の適用はありません。
治療費は全額自己負担となりますが、クリニックによっては分割払いなどの支払いオプションが用意されている場合もあります。

まとめ

インビザラインは、目立たない見た目と使い勝手の良さで人気の矯正方法です。
新江古田こばやし歯科クリニックでは、一人ひとりに合わせた最適な治療計画を提案し、美しい笑顔を実現するお手伝いをします。
目立たない矯正治療にご興味がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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