歯科ブログ

根管治療について

こんにちは!
新江古田こばやし歯科クリニックです🦷

根管治療は歯科治療の中で最も難しい治療と言われています。
大学が発表したデータによると、日本の根管治療の成功率は30%~50%程度だと言われており、つまり、根管治療をしたとしても半数以上が再治療となっているのが日本の現状です。
⭕️根管治療になる前に、早期発見、予防をすること最も大事です!

一方で、アメリカやスウェーデンの根管治療が約80%成功するといわれており、当院ではそれを目指し様々な取り組みをしています。

以下は根管治療が難しいとされる原因と、それに対する当院の取り組みです。

①非常に複雑な形態をしている。

根管は曲がっていたり、分岐していたり、歯によって根の数が違っていたり、しておりそれを手指の感覚で把握することは不可能です。
→複雑だと思われる場合は、CT(精密なレントゲン)を撮影し、根の形を把握できるようにしています。

②見えにくい部位の治療

根管の太さは、細いものでは約0.2ミリと言われており肉眼では見えないです。
→マイクロスコープを使用し、細かいところを見えるようにしています。

③細菌が多い口腔内での治療

唾液の中には細菌が存在し、根管内に唾液とともに細菌が侵入するため治りが悪いです。
→ラバーダムを使用して、治療中に細菌が根管内に入らないように配慮しています。

④被せ物の精度

被せ物の段差や隙間から細菌が再侵入します。
→セラミック治療により、再感染に配慮した精度が良い被せ物にすることができます。

⭕️根管治療になる前に、早期発見、予防をすることが最も大事です!
ご不明なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

院長:小林良

【紹介】
千葉県出身 3児の父

【学会・スタディーグループ】
国際インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会専修医
日本咬合学会 認定医
日本歯科先端技術研究所認定医
日本歯周病学会
など

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